子ども向けのカイロプラクティック施術とは
「捻じれ」を取る調整
人間の首には、生まれてくる時にできてしまった「捻じれ(ねじれ)」があり、発達・成長に必要な神経の流れを妨げている可能性がある、と考えられています。ちなみに、カイロプラクティックが生まれたアメリカでは、お母さん・お父さんと一緒に、カイロプラクティックの調整を受ける幼い子どもがたくさんおられます。それはカイロプラクティックがその「捻じれ」を取り去れるという理解が進んでいるからです。
最も密度の濃い成長の時期
赤ちゃんや幼い子どもたちは、生まれたときの何倍にも体が成長し、いろいろな動きをおぼえて一人でできることがどんどん増え、表情が豊かになり、言葉を学んで話します。いわば、一生のうちで最も密度の濃い成長の時期を過ごしています。子どもの体の成長プロセスとパフォーマンスを、最適に実現するためには、からだの中心(コア)である「脊柱」にこそ目を向けるべきではないか。小児カイロプラクティックではそう考えます。
また、問題を未然に防ぐ「予防」の役割も果たします。
子どもの年齢と問題の予防
子どもの年齢別に、以下のような問題に関する予防が挙げられます。- 新生児(3カ月まで)
- 泣きやまない、寝ない、おっぱいがうまく飲めない、吐くことが多い、向き癖がある、体が突っ張る、頭の形が扁平、体重が増えにくい、など
- 乳児(1歳半まで)
- 首がすわりにくい、寝返りをしない、うつぶせを嫌がる、頭の形がいびつ、お座りやハイハイが苦手、うんち(おしっこ)が気になる、成長・発達が遅いと指摘された、など
- 幼児(3歳半まで)
- 成長が気になる、食事の不安、不安でよく泣く、イライラして落ち着きがない、歩き・走りや運動が苦手、手先が不器用、言葉が出にくい、視線が合わない、幼稚園・保育園での心配ごと
- 就学児(6歳まで)
- 運動が苦手、疲れやすくすぐに座る、転びやすい、すぐに飽きる、イライラして落ち着きがない、手先が不器用、言葉が出にくい、視線が合わない、おねしょの心配、食事の心配、幼稚園・保育園でのトラブル、就学に向けての不安、
- 成長期(13歳まで)
- 運動が苦手、疲れやすくすぐに座る、転びやすい、すぐに飽きる、イライラして落ち着きがない、姿勢が悪く猫背、スポーツでケガをしやすい、集中力が続かない、力が出しにくい、
- 学生期(18歳まで)
- スポーツ (ケガの予防、パフォーマンス力向上、回復力向上、バランス力up)、集中力アップ(勉強、スポーツ、演奏 など)
お子さんの「成長力」を最大限に
正しい姿勢は、きれいな脊柱が支え、人間の能力を高めます。脊柱をより良い状態に保つことは、運動能力向上や、集中力持続や学習能力向上が期待できます。調整は、ほんのわずかな刺激です。極めて安全な方法を用い、子どもが持つ成長力を最大限に引き出します。健やかな身体の成長は、お子さんへの最高のプレゼントになることは間違いありません。